音楽会を体育館で実施する場合、暗幕を閉めて暗くすることで、本物の音楽会の雰囲気を作り出すことができます。暗くすることで日常生活から遮断され、ステージ上の演奏の世界に集中することができるのです。
この場合問題となるのが、ステージ上の明かりをどう確保するかです。体育館のステージ上に設置してある明かりでは、おそらく光量が足りないことが多いです。その場合、体育館のフロア側から、明かりを補強する必要があります。
この時使用するのが「スポットライト」ですが、これは学校に無かったり、あっても老朽化していて使えない、ということが多いと思います。そんな場合に、安価で手に入れられるのが、この「工事用投光器」です。
この「工事用投光器」ですが、最近はLED照明のものが多くなってきました。LEDでも明るいのですが、光が「白い」ので、ステージ全体が白っぽくなってしまうと思います。できれば、最近少なくなってきているのですが、「ハロゲン灯」のものの方が温かみが出るかと思います。(かなり眩しいので、決して直接目で見ないように指導が必要です。)
また、ステージと客席の間に、下の写真のようなフットライトを設置すると、児童の体全体を明るく照らすことができます。これらも最近はLED化が進み、フルカラーで発色できるものが、安価で手に入れることができるようになりました。リモコンでON、OFFや照明の色を変えることができるので、情景に合わせて効果的にステージを照らすことができます。
暑い季節での音楽会では無理なのですが、秋〜冬にかけての実施でしたら、ぜひお試しください。これだけでも音楽会がグレードアップしますよ。