今日は、学校の先生、企業の担当者、大学の研究者、学生さんなど、各方面の方々が一同に会して、音楽科教育におけるICT活用についての意見交換会が大東文化大学で行われ、参加してきました。参会者が口を揃えたのは、音楽科のICT 活用が他教科に比べて大幅に遅れている事への危機感と、なかなか打開策を見出せない現状の閉塞感でした。これには国レベルで制度改革に乗り出さなければどうにもならないレベルの原因も含まれており、国を動かすぐらいの大きなエネルギーが必要です。現場を支える者の一人として、良質な実践事例を提示していくことで、音楽科教育にICTを取り入れる事の意義を発信し、このエネルギーの一部になれれば、と考えています。音楽という教科が今後も学校教育に在り続ける為に、ICT 活用が必須条件となりつつある、という厳しい現実について、旧態依然な傾向が続く現場でこれからも問題提起していきたいと考えています。
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