新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学校休業期間中の「オンライン授業」での著作物の扱いについて、教育芸術社のHPに詳しい資料が掲載されました。
今月4/28(火)の改正著作権法の施行以降、オンラインで授業を行う場合、教科書等の著作物について、およそ以下のようなことが無償で可能となります。
(あくまで、コロナ休校対策のための「今年度のみ」の限定措置です。本来は「有償」であることを押さえて利用する必要があります。)
①教科書の紙面や楽譜をカメラで撮ったり、画像データ化したりしたものを映す。
②教科書に掲載されている楽曲のCD音源を、教師の範唱の様子や歌詞等と共に流す。
③教科書掲載曲を教師自ら伴奏などを弾いて流す。
④指導書セットに付属している「音楽授業支援DVD」映像をオンライン授業の一部として流す。
⑤実践編に付属しているポスターなどの資料を映す。
⑥教科書にあるワークシートをそのまま、若しくは少しアレンジを加えて配信する。
ただし、これらにはいくつかの制約があるので、注意して取り扱う必要があります。
詳しくは、教育芸術社HPの下記のページを参考にしてください。
教育芸術社HP
また、以前も話しましたが、教科書はたくさんの人々の努力や思いが結集して作られています。その人達の権利や生活が脅かされることがないように、著作物の一つ一つを丁寧に取り扱うよう、心がけたいものです。
Comentarios